アトレティコ・マドリーは26日、U-19スペイン代表FWサム・オモロディオン(19)のアラベスへのレンタル移籍を発表した。
アトレティコは今季ラ・リーガ開幕節グラナダ戦(3-1)でゴールを許したサム・オモロディオンを、契約解除金600万ユーロを支払って獲得。スペイン『マルカ』によれば、アトレティコが修行に出す方針だった同選手に対しては、古巣となったグラナダほか、カディス、セビージャ、セルタ、アラベスなど、ラ・リーガ1部の10クラブがレンタルを望んでいたとされる。
そしてその争奪戦を制したのは、1部昇格組のアラベスとなった。バスクのクラブは「デポルティボ・アラベスとクルブ・アトレティコ・デ・マドリーは、サム・オモロディオンのアラベス加入について合意しました。強力なストライカーは2024年6月までのレンタルで加入します」との声明を発表している。
ナイジェリアにルーツを持つオモロディオンは身長193センチのフィジカルに優れたFWで、点取り屋としての優れた嗅覚も有する。ラ・リーガ1部残留を目標とするルイス・ガルシア・プラサ監督のチームにとって、心強い補強となった。
