日本代表GKの川島永嗣はストラスブールの「新・ナンバー1」。地元メディア『ALSA’SPORTS』が伝えた。
プレシーズンでベルギー人の正守護神マッツ・セルスが重傷を負うと、控えGKのバングル・カマラは8月に新型コロナウイルス感染が判明し、3番手だった川島がリーグ・アン開幕2試合でストラスブールのゴールマウスを守ることに。第3節サンテテイエンヌ戦から先月の第10節マルセイユ戦までの8試合はカマラの起用が続いていたものの、ティエリ・ローリー監督は第11節モンペリエ戦からは再び川島を起用する決断を下していた。
そして、『ALSA’SPORTS』の記者は「エイジ・カワシマ、新・ナンバー1」と題した記事でストラスブールのGKポジションにおける状況を分析。川島もカマラもシーズン序盤ではいずれもパフォーマンスが「ずば抜けておらず、チームメイトの守備のミスに泣かされることが多かった」との見解を述べると、カマラがスタートしたマルセイユ戦(0-1)がターニングポイントとなったと指摘。その翌節モンペリエ戦(3-4)から守護神を務めてきた川島は「がっかりさせなかった」とのこと。1-1で引き分けた第12節レンヌ戦では「ビッグパフォーマンス、複数の決定的なセーブを披露し、ストラスブールが勝ち点1を獲得したのは彼のおかげだったと言えるだろう」と37歳のプレーを高く評価した。
同メディアはさらに「サポーターからレンヌ戦のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは不思議ではない」とした川島の長所についても言及。「チームメイトとたくさん話し、必要に応じて彼らを動かすこともためらわない。そういった点に関してはバングル・カマラは時には不足している」と川島のコミニケション力を称賛するに加えて、「ストラスブールのグループに豊富な経験を持ち込む。日本代表チームでの91キャップ、3回のW杯出場を誇るのだから、たくさんの人々は彼が2018年に第3GKとして加入したことに、理解に苦しんだものだ」とも続けている。
なお、記者は「バングル・カマラも、特にディジョン戦(第4節、1-0)のように、決定的なセーブを見せていたことを認めるべき」としつつ、「彼は間違いなく彼の落ち着きのなさやミスによりポジションを失うことになった」と指摘。6日に行われた第13節ナント戦は4-0で快勝し、今季初の2試合負けなしとなったストラスブールだが、記事は「日曜日のメスをホームに迎える際、好調を維持できるのかはカワシマとそのほかのメンバー次第となるだろう」との言葉で締めくくられている。
3勝1分け9敗で10ポイントのストラスブールは現在17位に位置。同クラブでは今夏までの2年間でわずか1試合の出場にとどまっていたにも関わらず今シーズンはすでに5試合に出場している川島だが、この先も1番手の座をキープできるのだろうか。


