Lichtsteiner Stephan Juventus Serie A 02022014Getty Images

元ユヴェントスDFがインテルに皮肉「優勝のためにユーヴェの選手を買わなければならなかった」

元スイス代表DFのステファン・リヒトシュタイナー氏が、ユヴェントス情報サイト『TuttoJuve』のインタビューに応じ、古巣ユヴェントスや恩師のアントニオ・コンテ率いるインテルについて見解を示した。

リヒトシュタイナー氏は、2011年から2018年にかけてユヴェントスで活躍。7シーズン連続でスクデットを獲得した経験を持つ。そんな元スイス代表DFが、今シーズンのアンドレア・ピルロ率いる古巣について見解を示している。

ユヴェントスは、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でポルトに敗れて敗退。スクデット争いにおいても、首位インテルに10ポイントのリードを許してリーグ10連覇が困難となりつつある。

以下に続く

「まるで動かない時計だって? 動かないというより困難の中にあると感じる。ユーヴェは現在、新たな勝利のサイクルを建設している段階なんだ。遅かれ早かれ、困難の年がやって来るものだと思う。残念ながら、カルチョにおいて永遠に勝ち続けることはできない。すでにスーペルコッパ・イタリアーナには勝利しており、コッパ・イタリア優勝のチャンスも残っているとポジティブに考えるべきだろう。手ぶらのまま帰るわけではない」

「確かにユーヴェは近年、リーグ優勝が当たり前のようになっていたが、毎回優勝することは決して当たり前のことではない。ピルロにはもう一度チャンスを与えるべきだ。経営陣は彼を指揮官に抜てきした時点でリスクを承知していたはず。CL出場権を獲得できれば、あと1年、彼を続投させるべきだと思う」

続いてリヒトシュタイナー氏は、ライバルのインテルについて言及。ミラノのクラブが指揮官のコンテや幹部のジュゼッペ・マロッタ氏、MFアルトゥーロ・ビダルなど元ユーヴェのメンバーを引き抜きつつ、成長を遂げたことに皮肉を述べた。「インテルには賛辞を贈るべきだろう。なぜなら優勝するためには、ユーヴェ出身者を買わなければならないことに気づいたからだ。嵐の後は必ず晴れるということを覚えておくべきだろう」と語った。

セリエA|最新ニュース、順位表、試合日程

▶セリエA観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【関連記事】

広告