17日のラ・リーガ第25節、バルセロナは敵地バライドスでのセルタ戦に2-1で勝利した。この試合で、バルセロナの全得点を記録したFWロベルト・レヴァンドフスキは、何よりもチームの勝利を喜んでいる。
レヴァンドフスキは前半の終了間際に先制点を決め、さらに1-1で迎えた後半アディショナルタイムにPKから劇的な勝ち越し点を記録した。先制点の場面では、FWラミン・ヤマルのダイアゴナル・パスを巧みにトラップしてペナルティーエリア内に侵入し、冷静な右足のシュートでゴール。そして勝ち越し点では、一度目のPKはグアイタに弾かれたものの、同GKがキックの前にゴールラインから足を離していたために蹴り直しとなり、2本目のシュートを決め切っている。
レヴァンドフスキはバルセロナ加入後、これまで公の場では英語をメインに使用してきたが、このセルタ戦後のスペイン『DAZN』とのインタビューではスペイン語を駆使。まだ完全ではないが、しかし学習の努力がうかがえる話しぶりで、次のように試合を振り返った。
「とても幸せだ。本当に大切な試合に勝利したからね。PKではどうなることかと思ったけど、GKがあまりにも早く前に出てきた。2本目のPKを決めたことが大切だ。勝ち点3を獲得し、これからチャンピオンズリーグに目を向けることができるね」
ポーランド代表FWはまた、バルセロナが現在抱える問題として良質なパフォーマンスが90分間続かないことを挙げた。
「後半は良い内容にできたけど、ただセルタが運に恵まれてゴールを決めた。ただ攻撃面で、僕たちがわずかなことしか行えなかった。僕たちは45分以上プレーしなければならない。バルセロナの未来に向けた最初の目標はそれなんだと思う。僕たちは、90分間同じレベルでプレーし続ける必要があるんだ」
その一方で、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、ナポリ戦については自信をのぞかせている。
「今週はかなり強度のある仕事に取り組んだ。チャンピオンズではもっと良いパフォーマンスが見せられると思う。ナポリでは守備でも攻撃でも、90分を通してプレーし続けなければならない」




