レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督の後任候補として、元バルセロナのチャビ・エルナンデス氏や元マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ氏らの名前が挙がっているようだ。
昨シーズン、レヴァークーゼンをリーグ無敗でブンデスリーガ初優勝に導いたアロンソ監督。以前から現役時代プレーしたレアル・マドリー行きの可能性が報じられてきた。一方、ドイツ誌『キッカー』によれば、クラブ側もすでにアロンソ監督の退任を見据えた後任候補リストの作成に着手しているという。
同誌によると、レヴァークーゼンが望むのは、攻撃的なポゼッションサッカーを体現できる指揮官のようだ。クラブはすでに、英語が堪能であるチャビ氏と接触済み。「監督就任に対する基本的な関心について問い合わせたところ、否定的な返答はなかった」としたうえで、現在45歳のスペイン人指揮官が「クラブのショートリストに確実に入っており、最上位に位置している可能性もある」と報じている。
さらに、かつてバイエルン・ミュンヘンのセカンドチームを率いたこともある、現在55歳のオランダ人エリック・テン・ハーグ氏も最終候補の1人とみられている。同誌は、ドイツ語を話せることに加え、「アヤックス時代にチャンピオンズリーグ最高レベルで示したポゼッションサッカーは、レヴァークーゼンの求める条件にも合致している」と報じ、クラブにとって「テン・ハーグは総合的にチャビと同じくらい興味深い存在だ」としている。
一方、ドイツ『スカイ』は、今季限りで退任が決まっているレアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督がレヴァークーゼンの新監督候補に挙がっていると報じている。とはいえ『キッカー』は、英語を話せないという「重要な条件の一つを満たしていない」ことから、現在53歳のアルグアシル監督の招へいに動く可能性は低いとの見方を示している。


