バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWリロイ・サネは、フリーでの退団に迫っているようだ。ドイツ紙『ビルト』が報じている。
現在29歳のサネがバイエルンと結んでいる現行契約は、今夏に満了する。報道によると、コスト削減を望むクラブは、年俸1000万ユーロ+出来高ボーナス500万ユーロの新たな3年契約を提示したが、これをサネ側は拒否した模様だ。そして、条件がほぼ同じ1200万ユーロ+出来高ボーナス350万ユーロの新契約オファーも断ったという。
『ビルト』は、バイエルンが今後条件を大きく改善することはないため、退団の可能性が高いと報道。また、一時はロンドンにパートナーが住むサネがアーセナル移籍を望んでいると報じられたが、現時点ではトルコ行きが濃厚となっているようだ。
同紙によれば、ガラタサライとフェネルバフチェの2クラブがサネに好条件の契約をオファーしており、ガラタサライは1000万ユーロ、フェネルバフチェは1400万~1500万ユーロと、それぞれ税抜きの大型契約を提示している。後者は、バイエルンとの現行契約(税込み年俸2000万ユーロ)を上回る額とされる一方で、すでに接触しているガラタサライ行きの可能性の方が高いと見られているようだ。
なお、キングスレー・コマンも今夏に移籍する可能性があるバイエルンは、ウィングの補強候補として、ミランのラファエル・レオン、ブライトンの三笘薫、アスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムズ、レアル・ソシエダの久保建英、最近ではPSGのブラッドリー・バルコラやフライブルクの堂安律への関心が伝えられている。


