レスター・シティがプレミアリーグの処分から免れることが決まった。
2015-2016シーズンにエンゴロ・カンテやリヤド・マフレズ、岡崎慎司、そして現在もプレーするジェイミー・ヴァーディを擁して“奇跡”のプレミアリーグ優勝を飾ったレスター。しかし、その7年後の2シーズン前にプレミアリーグから降格したが、2部チャンピオンシップを制して今シーズンからプレミアリーグに復帰した。
そんなレスターだが、今年3月に財務規則違反が判明。2022-23シーズンまでの過去3年間で許容される1億500万ポンド(約200億円)の損失額を超過するプレミアリーグのプロフィット・アンド・サステイナビリティ・ルールズ(PSR)に違反し、今シーズン中にリーグから処分が科されることが発表された。
昨シーズン中に処分を科されたエヴァートンやノッティンガム・フォレストのように勝ち点を剥奪される可能性があった中、これを不服とするレスターは、異議申し立てを実施。最終的な判断は独立控訴委員会に委ねられていた。
そして3日、控訴委員会はレスターの異議申し立てを支持し、プレミアリーグの処分を撤回する決定を下した。この決定の理由として、会計年度終了時に同クラブがすでにプレミアリーグに所属しておらず、同リーグの管轄外であるため処分が適応されるべきではなく、その段階でレスターが規則違反をしていると断言することはできないと判断した。
この処分を受け、プレミアリーグは「驚きと失望」と声明を発表。なお、イギリス『スカイスポーツ』によると、再びレスターに処分を科すのは困難を極めることから、プレミアリーグが控訴委員会の決定を覆すために異議申し立てを行う可能性は低いとされている。
また、レスターは控訴委員会の決定を「歓迎する」と声明の中で発表し、「クラブに対する処分は適用される規則に従って行われるべきという我々の一貫した立場を支持するものだ」と伝えた。


