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アレクサンダー=アーノルドが決勝弾!リヴァプール、敵地でレスター・シティに競り勝ちリーグ制覇に王手

現地時間20日、イングランド・プレミアリーグは第33節が行われ、遠藤航の所属するリヴァプールは敵地キングパワー・スタジアムでレスター・シティと対戦した。

リーグ制覇へのカウントダウンが始まっているリヴァプールは、サラー、ルイス・ディアス、ガクポの前線トリオにソボスライ、マクアリスター、フラーフェンベルフの中盤、コナテとファン・ダイクのセンターバックコンビに、右にブラッドリー、左にツィミカスの布陣で下位に沈むレスターと一線に臨んだ。

立ち上がりから攻勢に出るリヴァプールは3分、L・ディアスのスルーパスに抜け出したサラーがエリア内右で決定機を迎えるも、左足でのシュートは左のポストに当たった後、右のポストに合って外れた。

前節ブライトンと引き分けるまでリーグ8連敗を喫していたレスターだが、鋭いカウンターは健在。10分、マヴィディディのカットインからエリア内左でボールを受けたエンディディのシュートが右のポストを直撃し、リヴァプールは肝を冷やした。

その後もリヴァプールが攻勢に試合を進めるものの、レスターはGKハーマンセンの好守と守備陣のギリギリのところでの体を張った粘り強い守備により、無失点で前半を終えることに成功した。

後半もリヴァプールのペースで試合が進み、60分にはサラーがL・ディアスとのワンツーからエリア内に侵入して鋭い切り返しから左足で狙うも、体勢を崩し枠を捉えることができない。

直後、リヴァプールはガクポに代えてジョタを投入。すると63分、ソボスライが右サイドから入れたアーリークロスを、ゴール前に飛び込んだジョタがダイビングヘッドで合わせる。これがリヴァプールにとってこの試合20本目のシュートとなったが、これはゴール左へとわずかに外れた。

なかなか均衡を破ることができないリヴァプールは71分、ソボスライとブラッドリーを下げてエリオットとアレクサンダー=アーノルドを投入し勝負に出る。

すると迎えた76分、右CKのこぼれ球をジョタが押し込むも阻まれ、さらにはエリア内左のアレクサンダー=アーノルドが左足ボレーで捉える。これがGKハーマンセンを破り、リヴァプールがようやく先制に成功した。

先制を許したレスターは反撃に出たいものの、アディショナルタイムの7分間でもリヴァプールからゴールを奪うことは叶わず。勝点を「79」に伸ばしたリヴァプールは残り5試合で13ポイント差とし、リーグ制覇に王手をかけた。

なお、敗れたレスターは降格が決まっている。

■試合結果

レスター 0-1 リヴァプール

■得点者

リヴァプール:アレクサンダー=アーノルド(76分)

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