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リヴァプール、サラーのプレミア通算100ゴールなどで10人のリーズに3発快勝!負傷の南野拓実は欠場

現地時間12日、イングランド・プレミアリーグは第4節が行われ、南野拓実所属のリヴァプールは敵地でリーズと対戦した。

代表戦で負傷が疑われたファン・ダイクとエリオットが先発した一方、フィルミーノと南野が負傷により欠場。前線3枚はジョタがサラー、マネと組み、中盤ではチアゴが今季初先発を果たした。

今季2分1敗で未勝利のリーズは開始わずか5分、カウンターからロングパスを右サイドで受けたハフィーニャが仕掛ける素振りを見せて中央に預けると、エリア内中央フリーで受けたロドリゴが左足を振り抜く。しかし、この決定的なシュートはGKアリソンの正面に飛び、はじき返されてしまう。

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リヴァプールは20分、中央をドリブルで持ち上がったマティプがサラーとのワンツーでバイタルエリアまで運ぶと、エリア内右のスペースに展開。走り込んだアレクサンダー=アーノルドがフリーで折り返したボールをニアサイドのサラーが合わせ、リヴァプールが先制する。サラーはこれでプレミア通算100ゴールを達成した。

先制したリヴァプールは勢いづき、25分には右サイドを抜けたサラーのクロスを、ファーサイドに走り込んだチアゴが頭で合わせる。これがゴール左へと決まるが、サラーのオフサイドを取られてノーゴール。さらに直後の26分、右サイドを突破したジョタの折り返しを、ゴール前フリーとなっていたマネが合わせる。後は押し込むだけという状況だったが、パスが若干マイナスだったため体勢を崩し、ゴール上へと打ち上げてしまう。

守勢の続くリーズは33分、ジョレンテが負傷によりストライクとの交代を余儀なくされる。43分には、左クロスがファーサイドでフリーとなっていたエイリングの下へ。しかし、この決定機を右の太ももに当ててしまい、ゴール上へと外してしまう。

後半、1点を追うリーズはロドリゴに代えてロバーツを投入し巻き返しを図る。しかし迎えた49分、抜け出したマネがGKとの1対1を迎えるが、戻ったDFが足を出してピンチを防ぐと、こぼれ球をサラーが詰めるも再びDFが必死のクリアでCKへと逃れた。するとその右CKをアレクサンダー=アーノルドが蹴ると、ファン・ダイクが頭で合わせる。これが目の前にいたファビーニョへのパスになり、そのまま押し込んでリヴァプールが追加点を挙げる。

追加点を奪い、優位に試合を進めていたリヴァプールだが、58分にアクシデントが発生。カウンターからドリブルで持ち上がったエリオットに対し、ストライクがやや後ろからタックルしてボールを奪う。プレーはそのまま流れたが、近くにいたサラーが異変を察知し、すぐに試合を止めるようにアピール。結果的に、エリオットはストレッチャーが用意されるほどの重傷で、ストライクにはレッドカードが提示された。

両チームのサポーターからの拍手を受けてピッチの外に運び出されたエリオットに代わり、ヘンダーソンを投入したリヴァプール。一方、数的不利に陥ったリーズはハリソンに代えてジェイムズを投入する。

数的優位を得たリヴァプールはボールを回しながら試合を決定付ける3点目を窺う。81分にはロングボールをサラーが落とし、ジョタのラストパスを受けたマネが決定機を得るも、左足でのシュートはDFに当たってゴール右へと外れる。

我慢の時間帯が続くリーズは83分、チアゴからボールを奪ったバンフォードが、ハーフェ―ライン付近からそのままロングシュート。これはギリギリ枠を捉えていたが、GKアリソンが戻って辛うじてゴール上へとはじき出した。

10人となったリーズからなかなか3点目を奪うことはできなかったリヴァプールだが、アディショナルタイムに入ってチアゴのお膳立てからようやくマネがゴール。守備でも最後までゴールを許さずクリーンシートで勝ち点3を獲得し、首位に立つマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーと勝点10で並んだ。

■試合結果
リーズ 0-3 リヴァプール

■得点者
リーズ:なし
リヴァプール:サラー(20分)、ファビーニョ(50分)、マネ(90+2分)

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