Matias Vecino Napoli Lazio Serie AGetty

“強硬路線”ラツィオ、32歳ベシーノが「規律上の理由」で招集外…伊紙はチーム瓦解も懸念?

ウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノに厳しい処分が下したラツィオだが、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』はチームの空中分解の可能性もあると危惧している。

今シーズンは開幕戦から2連敗と大きく出遅れたラツィオ。先月の中断明けに行われたサレルニターナ戦では、最下位のチームに今季初勝利を献上し、アンジェロ・ファビアーニSD(スポーツディレクター)が介入する事態となった。その後はチャンピオンズリーグ(CL)のセルティック戦で勝利してグループステージ突破を決め、2日のカリアリ戦ではリーグ戦4試合ぶりの白星をつかんでいる。

しかし5日にコッパ・イタリアのラウンド16、ジェノア戦を控える中、32歳のベテランMFベシーノが「規律上の理由」によって招集外に。『コリエレ・デロ・スポルト』は「ベシーノは締め出され、罰を受けた」と報道。「(マウリツィオ)サッリとチームがピッチでの練習に臨む数時間前の午前中、ひとりでトレーニングをおこなった」とウルグアイ代表MFの近況を伝えた。ベシーノが処分を受けた背景には、「リスペクトを欠く誤った態度やひどい返答」があり、「許容できるような態度ではなかった」とされている。

報道によると、今回の騒動はウルグアイ代表MFが約7分間出場したカリアリ戦の翌日となる3日の練習後にぼっ発したとみられ、選手には4日の練習でチームとは異なる時間帯にトレーニングを行うように伝えられたようだ。しかし詳細は明らかとなっておらず、選手や代理人が今後状況を説明する可能性もあるという。

また同メディアは、ベシーノの除外が今週末のヴェローナ戦までとなるのか、無期限となるのかは判明していないとも指摘。しかし、今回の騒動と「ラツィオの“強硬路線”」がロッカールーム内に与える影響を懸念している。「ベシーノはワールドカップにも出場した32歳のプロフェッショナル」ではあるが、クラブは「強硬な教育路線」を推進しようとしており、イタリア紙は「それが正しい道なのか?」と疑問を提起している。「通常、こうしたケースの出口は、再結束するか瓦解するかの2つしかない」と主張。場合によっては、チームが空中分解する可能性も示唆した。

今年3月にはウルグアイ代表の一員として来日し、日本代表と対戦したベシーノ。今シーズンからは新加入の鎌田大地の同僚となり、中盤のバランスを重視するサッリ指揮下で日本代表MFの好パートナーとされてきた。果たしてベシーノの処分がチームや鎌田の起用法にどんな影響を与えることになるのか、今後の動向は注目されるところだ。

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