鎌田大地が所属するラツィオは今冬、セリエAで唯一1人も補強を行わずに移籍期限を迎えた。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が1日に伝えている。
ラツィオは移籍期間最終日の1日、フェネルバフチェに所属する27歳FWライアン・ケントの期限付きでの獲得を目指し、仲介人を通じてクラブ間で合意に至ったという。しかしイタリア紙の報道によれば、フェネルバフチェ側は選手への給料支払いが遅延しており、未払いの給料がうやむやになることを懸念して移籍を拒否したため、破談に終わったとされている。
この結果、ラツィオは今冬トップチームで構想外となっていたトマ・バシッチをサレルニターナへ放出したものの、1人も補強することなく移籍期間が終了した。イタリア紙は「ラツィオは、ケントの破談により羨ましくない“記録”を与えられた。1人も選手を獲得することなくメルカートを終えたセリエAで唯一のクラブになった」と指摘。また、インテルやカリアリなどが少なくとも1人を獲得したことに触れつつ、「(マウリツィオ)サッリは補強なしでシーズンを続行することになる唯一の監督だ」と述べた。
なお今冬の移籍市場では、サッリ指揮下で出場機会に恵まれていない鎌田を巡り、イタリア紙『イル・メッサッジェーロ』がミランへの売り込みを伝えたほか、セビージャのルーカス・オカンポスとのトレード話も囁かれていた。しかしアンジェロ・ファビアーニSD(スポーツディレクター)が一蹴し、市場閉幕までに実現することはなかった。
