ラツィオは、マルセイユからマッテオ・グエンドウジを獲得したことを発表した。
パリ・サンジェルマンユース出身のグエンドウジは、ロリアンで注目を集めて2018年にアーセナルに加入。若くして先発に抜擢されたりと、チームで一定のインパクトを残していたが、ミケル・アルテタ監督との関係性悪化により、2020年夏以降は期限付き移籍を繰り返す。
グエンドウジはその翌年にマルセイユに期限付きで加入し、2022年夏に完全移籍を果たした。在籍した2年間で公式戦103試合に出場したりと、主力としてチームを牽引した同選手は、昨年のワールドカップでフランス代表にも選出されていた。
そんなグエンドウジに対しては、今夏の移籍市場でラツィオからの関心が届く。先日にはメディカルチェックのためにローマに到着したことも伝えられており、正式発表まで間もなくと考えられてきた。
そして31日、ラツィオはグエンドウジの獲得を発表。この取引は1シーズンのみの期限付き移籍になるが、一定の条件が満たされれば、来夏の買取義務が発生する。買取金額は1500万ユーロ(約24億円)+ボーナス300万ユーロ(約5億円)に上ると伝えられている。
なお、グエンドウジはラツィオにとって鎌田大地やバレンティン・カステジャーノスらに次ぐ今夏8人目の新戦力になった。




