Castellanos Lazio Nizza Europa LeagueGetty

“傭兵”を追い出しチーム再建に満足?ラツィオ会長「選択は正しかった」

ラツィオのクラウディオ・ロティート会長がイタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、今夏の補強やマルコ・バローニ監督の招へいに満足感を示した。

昨シーズン終了後、長年チームを支えたチーロ・インモービレやルイス・アルベルト、鎌田大地ら主力が大量に退団したほか、イゴール・トゥドール監督も電撃辞任し、クオリティの低下や戦力ダウンが懸念されたラツィオ。しかし、ビッグクラブで初めての挑戦に挑むバローニ新監督の下でセリエA3勝1分2敗で7位、ヨーロッパリーグでも計7ゴール1失点で連勝スタートを飾るなど、好発進に成功した。

鎌田との契約延長交渉が決裂した際、「傭兵は全員追い出す」などと強い言葉で代理人らを批判して物議を醸したロティート会長だが、バローニ監督の下で再建したチームの好調ぶりを見て、自身の選択に満足感を示した。

「ボールはみんなのものだが、カルチョは限られた者のためにある。我々は、その人のポテンシャルやプロ意識といった技術的な観点から評価を下している。バローニを選択したのは、あてずっぽうなわけでも、経済的な条件に基づくものでもない。技術的な特徴に確信をもって選んだのであり、現在、その選択が正しかったことが明らかとなってきている」

「若返りのプロセスが始まった。実力試しをしつつ、チームで結束して謙虚に結果を持ち帰ろうとする意欲、実力や潜在力に基づいた流れができている。これが目標を達成するための材料であり、開幕後の数試合で見られたこうした特徴が、シーズンを通してリーグ戦や欧州カップ戦で継続できるよう願っている」

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