ラツィオで鎌田大地とのポジション争いを制したマテオ・ゲンドゥージについて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は7日、セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチの後継者であると主張した。
ラツィオは今夏、サウジアラビアに新天地を求めたミリンコヴィッチの後釜として、フリーで鎌田を獲得。当初は右インサイドハーフのレギュラーとみられていたが、チームの成績不振も相まって、あとから加入したゲンドゥージにスタメンの座を譲る形となった。
鎌田に代わって右IHのレギュラーに定着したゲンドゥージは、5日のコッパ・イタリアのジェノア戦で移籍後初ゴールもマーク。マウリツィオ・サッリのチームをベスト8へと導いたことで評価を高めており、イタリア紙は「ゲンドゥージが加速、ラツィオを勝ち取った…いま、ミリンコヴィッチには後継者がいる」との見出しで絶賛している。
「フランス人はサッリを納得させ、ファンの心をつかみとった。もはやセルビア人との比較は障害とならない」と指摘。「マテオ・ゲンドゥージがセルゲイ・ミリンコヴィッチとなることは決してないだろうが、比較なら可能だ」と主張した。さらに「今後、セルビア人よりも強くなる可能性もなくはない」との見通しを示している。
「ゲンドゥージは、極めて重みのある後継者の役割をこなすのに苦労していたが、少しずつ前進し、どんどんうまくこなせるようになっていった」。「当初はカマダがセルビア人の代役とみられていたが、フランス人が代役となった」とゲンドゥージが鎌田との序列を覆したことを振り返った。
「あのいたずら小僧のような顔でみんなの心をつかみ、愛されずにいられない」キャラクターである一方、「決して手を抜くことなく走って」運動量もこなし、「プレーにおいては冷静さを保って、サッリの戦術でますます機能するようになっている」。さらに「ゴールも決め始めた」ことで、「ラツィオで3カ月が経ち、彼と軍曹の比較はできるようになった」とイタリア紙は強調。「これほど素早い適応は決して予見できなかった」と賛辞を贈った。


