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daichi-kamada(C)Getty Images

ラツィオで苦戦も…鎌田大地をOBが擁護「まだ最高の彼を見ていない。時間と我慢が必要」

ラツィオOBで元イタリア代表MFのステファノ・フィオーレ氏がローマのラジオ局『ラディオセイ』のインタビューに応じ、日本代表MF鎌田大地について語った。

今夏、サウジアラビアへ移籍したセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの後釜としてラツィオに加入した鎌田。セリエA開幕4試合連続で先発し、1ゴール1アシストと好スタートを切っていた。しかし指揮官のマウリツィオ・サッリは中盤のバランスを重視し、よりフィジカルに優れたマテオ・ゲンドゥージを重用することに。直近の試合ではベンチに座る日々が続いている。

そんな中、かつて2000年代にラツィオでプレーしたフィオーレ氏が、自身の現役時代と比較しつつ、鎌田に見解を示した。

「カマダのポジションは適正であるように見える。彼の特徴は、フランクフルトで示してきたように前線への飛び出しで、サッリ自身も補強の際、この特徴を持ったMFを求めていたはずだ。私がラツィオに加入した時の状況と似たところはある。私はあの時、(フアン・セバスティアン)ベロンら偉大な選手たちが去った後でチームにやってきたが、みんなが考えているように『あの選手の代わりにこの選手が来たから』という風に、自動的に代役が務まるわけではない」

「私がその代償を払ったように、カマダや(グスタウ)イサクセンにも同様の現象が起きているのだろう。別のリーグからやって来た選手である上、サッリの戦術の中心だった選手の穴を埋めなければならないのだから、少し時間と我慢が必要だ」

「ただ、現役時代の私とは技術的に異なるタイプの選手だ。私はどちらかと言うとトップ下の選手だったが、彼は急襲を特徴とする素晴らしい選手だ。ドイツでのプレーを見た限り、背後から前線のスペースへと飛び出すのが非常に上手い」

■「まだ最高の鎌田を見ていない」

「ラツィオの中盤が気に入っている」と話すフィオーレ氏。「カマダがミステリアスな存在になっているのでは?」との質問を受けると、日本代表MFを擁護した。

「繰り返すが、我々はカマダの最高の状態をまだ見ていない。この戦術はカマダにとって不利かって? 彼はパスの出し手と言うより、急襲者だ。特徴的に見ると、彼がミリンコヴィッチになることはない。しかしラツィオが再び、もう少し相手陣内でプレーするようになり、もう少し輝きが増して流動性が生まれれば、カマダはチームにとって有益になり得る。彼はユーティリティ性のある選手であり、守備にも貢献できる選手だと思う」

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