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ラツィオ、5戦連続出番なしの鎌田大地の次戦での起用をOBが主張「強い決断が必要」

ラツィオOBのブルーノ・ジョルダーノ氏が、地元ローマのラジオ局『ラディオセイ』の番組に出演した際、4戦ぶりの勝利を目指すために、MF鎌田大地を起用するなど強い決断を指揮官に求めた。

昨年末から公式戦5連勝を飾ったものの、直近の3試合で未勝利に終わり、リーグ戦では9位へと後退したラツィオ。指揮官マウリツィオ・サッリやロッカールーム周辺が騒がしくなる中、OBでもある元イタリア代表FWのジョルダーノ氏が見解を示した。10日のカリアリ戦では、いつもの顔ぶれではなく、公式戦5試合連続で出番のない鎌田のような選手を起用するべきであると主張している。

「新たな試みをして反応を見ることは重要だ。いつも通りでそのままにしておけば、何も反応はないだろう。反応は、フォーメーションに関して強い決断を下すことでも得られる可能性がある。何人かの選手の使い方を変えるなどね。例えば、カマダをもう少し信頼して起用すれば、同じポジションでプレーしている選手たちに対する刺激になるだろう。カマダの名前を挙げたのは、彼のことが真っ先に頭に浮かんだからだ」

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「現在は、強い決断が求められている。サッリ自身もラツィオが難しい状況にあることを理解しているはずだ。一部の選手たちに関して(好成績を収めた)昨シーズンの結果にとらわれていた時期があったかもしれない。だが、(イヴァン)プロヴェデルが悪かったら、彼はベンチに座るべきだし、(チーロ)インモービレが悪かったら、彼がベンチに座るべきだ。こうしてチームに責任感を持たせる必要がある。『良いプレーをしていなくても、どうせあの選手がプレーする』と感じていて、これまで責任がほとんどなかった選手に対しても、責任感を与えるべきだ。したがって決断力のある強い選択が求められている」

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