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Daichi Kamada Lazio 2023-2024Getty Images

ラツィオのスタメンから序列を落とした鎌田大地の境遇に伊紙「これは彼を傷つけた」

昨夏にラツィオへフリーで加入したが、ポジション争いに苦戦するMF鎌田大地について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が22日、特集記事でスポットライトを当てた。

昨シーズン限りでフランクフルトを退団すると、今シーズンはセリエAに新天地を求めた鎌田。だが、その待遇は“セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチの後継者”から左インサイドハーフの3番手へと徐々に降格し、直近の公式戦3試合では出番も与えられていない。

そんな鎌田の境遇について、イタリア紙が注目。ラツィオにおけるこれまでの状況を振り返った。セリエA開幕直後の「彼のアプローチはポジティブなものだった」と回想。「(マウリツィオ)サッリが良いフィジカルコンディションと、すぐさまチームに尽くせるアジア特有の規律を活かそうと、新加入の選手の中ではピッチで最初に抜てきした1人だった」と説明した。

「開幕直後の4試合に先発してナポリ戦でゴールを決め、ユヴェントス戦のゴールの演出に関わった」が、それはまるでヒバリを引き寄せる罠のようなものであったと指摘する。「なぜなら第5節以降、あとから加入したマテオ・ゲンドゥージが空位だったポジションをつかみ取り、セルゲイが残した穴を部分的に埋めたからだ」と続けた。フランス人MFは鎌田とは「別のタイプの選手で、セルビア人とはさらに異なるかもしれないが、より機能する選手であり、指揮官が求めていたものだった」と綴った。

さらにイタリア紙は、「カマダは、自らがほぼ途中出場でしか起用されない脇役でしかないことに気づく間もなく、こうして徐々に自身を見失っていった」と分析。「そして、このことは彼を傷つけ、制限した」と主張した。

「彼の出場が記憶に残ることは稀で、むしろ常に途中出場に苦戦していた」と起用法も、鎌田の活躍を後押しするものとならなかったことを指摘。また、「退団を待つしかない異質な存在であるかのような印象を与えた」との見解を示した。

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