前節で王者ナポリを撃破したラツィオについて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が8日の特集で日本代表MF鎌田大地にも言及した。
今夏に鎌田がフリーで加入したラツィオは、補強の出遅れも響いたためか、開幕2試合で格下に敗れて批判が相次いだ。しかし第3節の王者ナポリとの対戦では、鎌田のセリエA初ゴールが決勝点となって2-1と勝利。マウリツィオ・サッリ監督のチームに対する評価は一転した。
そんな中、イタリア紙は鎌田のほかに新戦力のマッテオ・ゲンドゥージも躍動したラツィオの中盤について特集。「中盤の3つのポジションにはレギュラーが6人いる。指揮官はさまざまなオプションを持てる」などと綴り、クオリティの高い選手層を称えた。
今シーズンは、鎌田やゲンドゥージ、ダニーロ・カタルディ、ニコロ・ロヴェッラ、ルイス・アルベルト、マティアス・ベシーノら6人の選手が「3つのポジションでローテーションを組むことになる」と予想。「技術面のリーダー」であるルイス・アルベルトを除き、「誰が主力で誰が代役かを理解するのは難しい」ほど、「人材が豊富なラツィオは全員が同じレベル」で実力が拮抗しているとの見解を示した。
サウジアラビアへ移籍したセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの後釜となる右インサイドハーフのポジションを巡っては、鎌田とゲンドゥージがポジションを競うが、「2人とも最上級レベルの選手」であり、「ナポリ戦では両者が絶対的価値を持つ選手であることを示した。2人が同時にプレーできないとしたら残念だ」と指摘した。
また、「ラツィオの中盤の充実度は個のクオリティだけでなくユーティリティ性にもある」と主張。1つのポジションあたり2人ずつ割り当てるだけにとどまらず、ゲンドゥージのように右だけでなく、左でも中央でも起用できる点に注目した。
続けて「唯一、カマダとルイス・アルベルトがポジションを変えることは難しいとみられるが、2人とも戦術的思考に優れていて、サッリが必要と考えれば別のポジションでプレーすることもできるはずだ」と主張した。今年のラツィオについて「ピッチの真ん中でミリンコヴィッチが光り輝くことはもうないが、中盤はより充実した」との見解が示されている。




