2日に行われたナポリとのビッグマッチで決勝点を挙げる活躍を見せたラツィオの日本代表MF鎌田大地は、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』からも称えられている。
開幕直後の2試合では、加入から間もないこともあり、印象的な活躍を見せることができなかった鎌田。しかし指揮官マウリツィオ・サッリの信頼は厚く、2日に行われた王者ナポリとの一戦で再び先発出場すると、1-1で迎えた52分にセリエA初ゴールとなる決勝点を挙げる活躍を見せた。
そんな鎌田について、ローマに拠点を置くイタリア紙は4日に熱視線を送る。特集記事において「66分間の出場でパス成功率は87%、スプリントは30.7km/h」などとスタッツも紹介しつつ、「プレスや攻撃参加のタイミングはぴったりだった」と称えた。
また今夏の獲得の舞台裏を振り返り、「カマダの獲得は(クラウディオ)ロティート会長のアイディアだった。会長は市場価値2700万ユーロの選手をフリーで獲得した」と、ラツィオにとってうまみのある補強であったことを強調した。
■サッリが鎌田を評価する3つの理由
続いて記されたのは、ロティート会長の「直感にサッリも賛同」したということ。「キャリアにおいて、(ピオトル)ジエリンスキや(マテオ)コヴァチッチ、(セルゲイ)ミリンコヴィッチ(サヴィッチ)といったトップ下の選手を中盤の選手へと変貌させてきた」指揮官は、「日本人選手の規律正しく、秩序のある必要不可欠なカルチョや、ナポリ戦でルイス・アルベルトのプレーを活かした時のような素早い状況判断能力を気に入っている」と指摘した。
「サッリはダイナミズム、国際経験、得点力の3つの理由から固い決意で日本人選手に狙いを定めた」と説明しつつ、「少ないタッチでシンプルなプレーで戦術的規律」を守り、運動量もある鎌田をイタリア紙は称賛。「1シーズンあたり10ゴール」を記録できる選手であり、「幸先のよいインパクトを残し、進化の可能性がある」と今後に大きな期待を寄せた。
また「スタディオ・マラドーナにおける危険で難しい試合で真珠のようなゴールを決めた後は、ダイチにとってミリンコヴィッチとの比較や後釜としての責任感の重みはやや軽くなるかもしれない」とも指摘。「ラツィオは軍曹がいなくても楽しみ続けることができることがわかった」と綴り、鎌田のパフォーマンスに満足感を示した。




