今夏に日本代表MF鎌田大地が加入したラツィオについて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が24日の特集で鎌田が担うことになる中盤の改革に注目した。
イタリア紙は「ラツィオの改革」の見出しをつけ、「ピッチの真ん中で改革が起きる」と強調。「昨シーズンと比較して唯一、本当に真新しいところと言えば中盤の変化だろう」と綴り、セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの後釜として鎌田が新たに加わったポジションにスポットライトを当てた。
「守備と前線は少なくともレギュラー陣が変わらないままだが、中盤は違う」と主張。「いろいろなことが変化していて、これからもさらに変化するだろう」と予想した。また、「これらの変化の前提条件となった“ビッグバン”はミリンコヴィッチの退団だった」とも指摘。「近年、ラツィオの中盤における最も重要な人物」がチームを去ったことが引き金となり、マウリツィオ・サッリ監督のチームに改革が起きつつあることを強調した。
ミリンコヴィッチと「同じような特徴を持つ選手を見つけることは、莫大な資金を投じない限り、ほぼ不可能」であり、ラツィオはその穴を埋めるために必然的に中盤の改革を余儀なくされるという。「ミリンコヴィッチのいないラツィオはフィジカルやゴール&アシスト力を失う」だけに、「それをカバーするためには別の戦い方が求められる」とイタリア紙は主張。「より素早く走り」、「よりスピードのあるプレー」を目指すべきであるとの見解を示した。
そして、プレースタイルの転換が可能なのは「カマダや(ニコロ)ロヴェッラ、そしておそらく加わる(マッテオ)ゲンドゥージら新選手のおかげでもある」と述べた。ルイス・アルベルトら現在のメンバーに加わることで「より素早く、よりサッリズムらしい展開を目指すプロジェクトが実現可能になる」と期待を寄せている。
さらに、セリエA開幕戦デビューを飾った鎌田についても記述。「コンディションが不十分であることも明らかとなった」が、「レッチェでは並外れた才能がかいま見えた」と綴っている。イタリア紙はラツィオの改革について、新選手が適応し、「チームが転換を遂げるのを待つ我慢が必要だ」との見方を示した。


