ラツィオに加入した日本代表MF鎌田大地は親善試合でアピールし、20日に迫るセリエA開幕戦へ向けて、ラツィオの中盤におけるとウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノのポジション争いに注目が集まる。
今夏、ラツィオにフリーで加入すると、13日のラティーナとのテストマッチで初得点を挙げるなど印象に残るパフォーマンスを見せた日本代表MF鎌田大地。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』は15日、「カマダが(セルゲイ)ミリンコヴィッチ(サヴィッチ)のようなプレー、ゴールを挙げてトップレベルの練習を積んでいる」との見出しでスポットライトを当てた。
チーム合流からまもなくラティーナ戦に先発した鎌田が「できる限り早くトップコンディションに到達するために個人練習を続けている」と報道。「ラティーナで55分間プレーしたにもかかわらず、日本人選手は、先発メンバーの中で唯一、昨日の午前練習に参加した」と元フランクフルトMFの積極的な姿勢を伝えた。
ラティーナ戦では、「ミリンコヴィッチのようなプレーを見せ、賢く安定したパフォーマンスを示した」鎌田。イタリア紙も「ピッチにおいて可能な限り広いエリアをカバーし、実質的にラツィオの得点シーンのすべてでエリア内に顔を出し、味方の攻撃を絶えずサポートしていた。さらにビルドアップにも精を出していた」と評価する。
試合を通じて「ミスもほとんどなかった」が、イタリア紙は「ボールを奪われた唯一のミスのシーン」の後、「天を仰ぎ、大げさに許しを求めた反応はやや大げさに見えた」点に注目。「これは自身の最高の状態を見せたいという意欲とハングリー精神があることを物語っている」との見解を示した。
20日にレッチェで行われる開幕戦では、マウリツィオ・サッリが鎌田を先発起用するのか、それともラツィオで2年目を迎えるベシーノが起用されるのかに注目が集まる。イタリア紙は、開幕前の唯一のテストで鎌田の「プレーを目にした(マウリツィオ)サッリにとって、評価するうえで重要なヒントになった」と指摘。「論理的に、合理的に考えれば、あのポジションはベシーノのものになるだろうが、カマダは目標を1つずつクリアして、挑戦するはずだ。昨日の予定外の練習がそのさらなる証拠だ」と述べた。果たして鎌田は、セリエA開幕戦でレギュラーの座をつかむことができるのか、今後の動向は注目されるところだ。
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