ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は、今夏最後の補強にユヴェントスに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチを検討しているのかもしれない。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が28日に伝えている。
今夏、所属するユヴェントスで構想外の宣告を受けたとされるボヌッチ。しかし、EURO(ユーロ)2024も控える今シーズン終了後まで契約を全うすることを希望する36歳のイタリア代表DFは、クラブの決定に不満を示しており、法廷闘争の構えも見せていることが伝えられていた。
そんな中、ボヌッチに対してはウニオン・ベルリンの関心が囁かれるほか、ジェノアからのオファーも伝えられている。だが『コリエレ・デロ・スポルト』は、「ボヌッチは昨日もウニオン・ベルリンと契約サインをしなかった」と指摘。「彼の頭の中にあるのはビアンコチェレスティ(白・水色の意味でラツィオの愛称)で、チャンスがある限り、選択肢をキープしておこうとしている」と綴り、鎌田大地が所属するラツィオ行きに関心を示しているとの見解を示した。同メディアによると、36歳のボヌッチはまだ自身が第一線で活躍できると考えており、EURO2024へ向けてイタリア代表のポジションを失わないためにも、イタリアのビッグクラブでのプレーを希望しているようだ。
移籍期限は来月1日に迫るが、ラツィオは中盤の補強となるマッテオ・ゲンドゥージとの契約サインが済み次第、「最後の一手に集中する」見込みであり、「現時点でボヌッチが唯一、検討されている補強」であるとも伝えられている。
また『コリエレ・デロ・スポルト』は、指揮官のマウリツィオ・サッリは「守備陣のバランスを脅かさないことを好む」ことから、ボヌッチの獲得に消極的だと指摘。しかしロティート会長は、「チームには経験値のある選手が必要であると確信」しているという。ボヌッチに対して1年間の契約を準備し、チャンピオンズリーグ出場権を獲得した場合に契約を延長するオプションも付帯させる考えのようだ。
一方のユヴェントスも、今夏の移籍期限までにボヌッチを放出するためなら、年俸の一部を負担することもいとわない方針のようだ。今後の動向は注目されるところだ。




