Frank Lampard Chelsea 2022-23Getty

チェルシー就任5連敗、直近指揮の19試合で16敗…ランパードに英記者「将来を考えて選ぶべき」

チェルシーのフランク・ランパード暫定監督に対し、イギリス『スカイスポーツ』の記者は厳しい指摘を行っている。

グレアム・ポッター前監督解任に伴い、8日のプレミアリーグ第30節ウォルヴァーハンプトン戦から自身2度目のチェルシー監督として指揮を執るランパード監督。しかしそのウォルヴァーハンプトン戦(0-1)にブライトン戦(1-2)、さらにレアル・マドリーとの2試合(共に0-2)と、クラブ史上初めて就任から公式戦4連敗を喫することに。さらに26日の第33節ブレントフォード戦も0-2で落とし、これで5連敗となった。

『スカイスポーツ』のベン・グラウンズ氏は、「チェルシーのシーズンは終わった」とし、さらに「またもホームで惨敗。ここ7試合で1ゴール、8試合勝利なしだ」と直近の成績を非難。そして、「ランパードのチェルシー復帰は失敗に終わる。彼の長期的な指導者キャリアにおける信頼に傷がつく危険性がある」とし、今季終了までの契約となっているランパード監督の今後に関わるような結果だと指摘した。

なお、ランパード監督にとってプレミアリーグにおける最後の勝利は、エヴァートンの監督を務めていた昨年10月のクリスタル・パレス戦。自身が指揮した直近19試合で16敗を喫している。グラウンズ氏は「過去に指揮官の途中就任で目覚ましい成功を収めたのと同じ方法でチャンピオンズリーグ優勝できるという妄想は剥奪され、現実がスタンフォード・ブリッジを襲っている」と表現。また「ランパードは来季の指揮官ではないにしても、彼は将来をしっかりと考えてチームを選ぶべきだ」と指摘。そして、以下のように綴った。

「チェルシー全体でランパードに与えた寛容さは、彼が夏に監督の荒野へと戻った時、他のプレミアリーグのクラブからオファーが届く可能性を低くしている」

これで残り6試合で7位トッテナムと14ポイント差となり、来季の欧州カップ戦出場権獲得は非常に厳しくなったチェルシー。ランパード監督の今後はどうなるのだろうか。

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