レアル・マドリーFWヴィニシウスに何らかの処分が下される可能性もあるかもしれない。
レアル・マドリーは現地12日のラ・リーガ第4節でセルタに5-2で勝利。ハーフタイムまでリードされる展開が続いたものの、カリム・ベンゼマがハットトリックを達成したほか、好調のヴィニシウスとデビュー戦となったエドゥアルド・カマヴィンガにも得点が生まれた。
特に2-2で迎えていた54分、ヴィニシウスがベンゼマからのパスに抜け出して決めた得点は逆転弾に。歓喜するブラジル人ストライカーは、久々にサンティアゴ・ベルナベウで行われた一戦で設けられた観客席に飛び込み、何人ものファンと抱き合った。
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主審はこの行為に対してイエローカードを提示。スペインは新型コロナウイルスによるパンデミックから完全に脱したわけではなく、ラ・リーガからも処分を受ける可能性があり得るようだ。
とはいえ、4試合消化時点で首位を維持しているレアル・マドリード。日程の都合でバルセロナとセビージャが第4節を未消化となっているが、今季ここまで4試合4得点と得点力を開花させているヴィニシウスの活躍は好調発進に大きく貢献している。万が一にも出場停止なら大きな打撃となるため、ラ・リーガのリアクションが見守られる状況だ。