20210821_Benzema(C)Getty images

レアル・マドリーと新契約締結のカリム・ベンゼマが振り返る“始まりの日”「家についたら会長が居て…」

レアル・マドリーとの契約を延長したFWカリム・ベンゼマがコメントを発している。スペイン『マルカ』が伝えた。

ベンゼマは2009年夏にレアル・マドリーに完全移籍加入し、激しい競争の中で常に自身の居場所を確立。クリスティアーノ・ロナウドがユヴェントスに移籍した2018-19からは得点数も増加し、毎年20ゴール以上を記録し続けている。

また、2021-22シーズンのラ・リーガ開幕節アラベス戦でも2ゴールを決めて4-1での勝利の立役者の一人に。そんな中、現地20日には2023年6月30日までの新契約を締結したことが発表された。

以下に続く

ベンゼマは、レアル・マドリーにおいてチャンピオンズリーグ(CL)を4度制していることを振り返って誇っている。

「レアル・マドリーは常に世界最高のチームであり続けるだろうが、“チャンピオンズリーグ時代”のチームが無敵だったとは言えないと思う。それでも、チャンピオンズリーグ4度制覇はスペシャルなことだった」

今後についても「一度優勝するだけでもとても困難なのに、僕らは3連覇した。僕らはあれで一時代を築いたし、これからもまた時代を紡いでいくだろう」と自信を示している。

さらに、レアル・マドリー移籍が決まった時のことについても「随分と前のことだけど、もちろん覚えているよ」と語り、以下のように続けた。

「両親と代理人から電話で『家に帰れ』と言われて、戻りたくなかったんだけど、家についたらフロレンティーノ(ペレス会長)が居た」

「ジズー、ロナウド…銀河系を築いた人だ。何も言えずに彼を見つめていると、彼は僕に『レアル・マドリーでプレーしたいか?』とだけ聞いてきた。そして僕は『イエス』と答えたんだ。今自分がレアル・マドリーでやってきたことを振り返って、とても誇らしく感じるよ」

在籍年数がマルセロに次いで最古参の1人となっているベンゼマ。33歳で迎えている新シーズンも、最前線でチームを牽引する活躍を見せてくれそうだ。

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