レアル・マドリーは、フランス代表FWカリム・ベンゼマに代わるストライカーとしてナポリのヴィクター・オシムヘンに関心を寄せているようだ。
2018年にクリスティアーノ・ロナウドがチームを去って以降、レアル・マドリーの最前線を引っ張ってきたのがベンゼマだった。2021’-2022’シーズンにはチームを14度目のチャンピオンズリーグ制覇に導き、自身もバロンドールを獲得。現在35歳となりキャリアの終盤に向かう中で、今季も確かな存在感を示している。
ただ、少なくとも2024年まで在籍することが決まっているベンゼマだが、気になるのは彼がチームを去ることになった後の選択肢だ。有能な後任を探すレアル・マドリーでは、パリ・サンジェルマンのキリアン・エンバペといった名前も挙げられているが、『Fichajes』の報道によると、ナポリをリーグ制覇に導いたオシムヘンを連れてきたいと考えているようだ。
ナイジェリア出身のストライカーは現在24歳。ヴォルフスブルクでキャリアをスタートした後、ベルギーのシャルルロワ、フランスのリールで活躍して2020年からナポリに加入すると、今季はここまでリーグ戦29試合で23得点と抜群のゴール感覚を披露し、セリエAの得点ランキングでトップにつけている。また、オシムヘンに対しては若さだけでなく、重要なゲームでのパフォーマンスもチームは評価しており、関心を強めている模様だ。
オシムヘンを獲得すれば、エンバペと契約する可能性は極めて低くなるだろうと伝えられる中、レアル・マドリーはどちらかのストライカーを選ぶことになるのだろうか。


