バルセロナのチャビ・エルナンデス監督は、以前にバルセロナを率い、現在はマンチェスター・シティを指揮するジョゼップ・グアルディオラ監督と比較されることにうんざりしていると明かした。
2021年11月からバルセロナの指揮官となったチャビ監督は今季、チームを4シーズンぶり通算27度目のラ・リーガ制覇に導いた。1シーズンでクリーンシート26回を記録するなど、守備面においてリーグ史上最高の記録を打ち立て、4試合を残して優勝を達成している。
しかしチャビ監督のスタイルは、一伝統的なパススタイルを好む一部サポーターから批判されることも。特に自身もその一員としてプレーしたグアルディオラ監督が率いた伝説的なチームと比較されることが多くなっている。そんな中、チャビ監督はカタルーニャ放送局『TV3』に対して「ペップ・グアルディオラの姿は、監督として私の重荷になっているよ」と主張し、かつての指揮官と比較されることについて見解を口にした。
「(常に比較されるのは)フェアではないと思う。私が選手だった時もあったことだ。誰もが新たなページをめくる必要があるんだ」
またチャビ監督は、契約延長に向けた交渉について「遅かれ早かれ、合意に達するはずだ。クラブができる限りの努力をしてくれることはわかっているし、何の問題もないだろう。結局は更新することになるだろうし、ここで何年も続けられることを願っている」と語り、バルセロナとの将来についても自身の考えを明かしている。


