バレンシアは25日、新指揮官にウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)のカルロス・コルベラン監督を招へいしたことを発表した。契約期間は2027年夏まで。なお、WBAには契約に定められていた契約解除金を支払ったことも併せて伝えられている。『BBC』によれば300万ポンド(約5億9000万円)から400万ポンド(約7億9000万円)とのこと。
スペイン出身で現在41歳のコルベラン監督は現役引退後、リーズの下部組織やハダースフィールド、オリンピアコスなどの監督を歴任。2022年10月にWBAの指揮官に就任すると、最初のシーズンは9位でフィニッシュし、昨シーズンはプレーオフ準決勝でサウサンプトンに敗れたが5位でリーグ戦を終えることになった。今季はここまで22試合を終えて8勝11分3敗で暫定7位。まだまだ上の順位を狙える位置につけており、その手腕も高く評価されている。
2022-23シーズンに降格の危機に瀕していたバレンシアを救い、昨季はラ・リーガで9位にまで引き上げたルベン・バラハ監督。だが、今季はリーグ戦で17試合でわずか2勝。下から2番目の19位に低迷すると、23日に同監督が解任されていた。
