レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、新加入のキリアン・エンバペについて言及した。
現在25歳のエンバペは今夏、パリ・サンジェルマンからレアル・マドリーに加入。UEFAスーパーカップ決勝となったアタランタ戦ではさっそく得点を記録し、タイトル獲得に貢献した。
ただ、ここまでリーグ戦では3試合を終えて得点なし。新たなチームメイトとの連携を含め、フィット具合に注目が集まる中、アンチェロッティ監督は土曜日、エンバペがクラブの生活に馴染んでいる様子に満足していると述べている。
「(エンバペは)まだ得点していないが、とてもよくプレーしている。彼の影響力は脅威を生み出している。彼がここに馴染むことは問題ではない。私からすれば(ヴィニシウス・ジュニオールとエンバペ)うまくチームを組んでいるよ。攻撃的な仕事はとてもよくできている。毎試合(チームとして)得点しているので問題ない。時間とともに、彼らはよりいいチームを組むだろう。ヴィニとエンバペだけでなく、エンバペとMFたちも同様だ。攻撃的には問題ない。これまでの年も問題はなく、世界最高のストライカーを持つ今も問題はないだろう」
ここまで勝ち点5で開幕3連勝を飾った首位のバルセロナに差をつけられているが、「(批判は)絶対に普通のことだ。このチームへの要求は最高潮に達している。我々は5月まで批判されるだろう。これは私たちにとって普通のことだ」と主張。「我々は問題を解決しようとしている。これまでのところ、コンパクトなブロックを作ることができておらず、これを改善する必要がある。選手たちとも話し合い、彼らも同意している。問題が明確であれば、それを修正するのは簡単だ」と改善の必要性を説いている。


