レアル・マドリーは、バイエルンのアルフォンソ・デイヴィスの契約状況を注視し、今夏の獲得を視野に入れているようだ。『ESPN』が伝えた。
2018年夏にバイエルンへ加入し、2019-20シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献したA・デイヴィス。今季もここまで14試合に出場し、3アシストを記録するなど、見事なパフォーマンスを残している。
そんなA・デイヴィスに注視しているのがレアル・マドリーだ。2026年まで契約を更新したカルロ・アンチェロッティ監督にとって左サイドバックは、フェルラン・メンディとフラン・ガルシアを獲得しているが、どちらも納得できる活躍を残すことができず。そういった状況もあり、左サイドバックは補強の優先事項の一つとなっているようだ。
また、レアル・マドリーは25歳以下の最高のタレントをターゲットにする方針を確立しており、年齢に加えて、両サイドをこなせることや一つ前のポジションでもプレーできる万能性を評価。バイエルンとの現行契約が2025年夏までとなっていることもあって、獲得を目指していると伝えた。
レアル・マドリーはバイエルンと良好な関係を築いており、彼らの考えとしては2014年にMFトニ・クロースが加入した時の方式を再現することだろうと報道。当時、クロースは契約を1年残していたが、フリーで退団するのを待つのではなく、2500万ユーロ(約39億円)で移籍することに至っている。
最も大きな障害は、バイエルンと契約更新をするかどうかという点。現時点ではデイヴィスが移籍に興味を持つ可能性があり、レアル・マドリーのスポーツ・プロジェクトに魅力を感じているという。一方でバイエルンに満足しているとも伝えられているため、どちらを決断するかは最後までわからなそうだ。
もしデイヴィスがバイエルンと契約を延長しなかった場合、レアル・マドリーはフリー移籍を避けるために速やかに合意に達することができると考えていると伝えている。




