Jude-Bellingham(C)GettyImages

バレンシア戦で審判への攻撃的発言で退場処分を受けたベリンガム。2試合の出場停止が決定

レアル・マドリーのジュード・ベリンガムは、先日のバレンシア戦で審判に対して無礼な態度をとったとしてリーグ戦2試合の出場停止処分を受けることになった。『ESPN』が伝えた。

事の発端となったのは、3月2日に行われたバレンシアとレアル・マドリーの一戦だ。この試合ではバレンシアに2点先取されながらも、前半終了間際と後半途中にヴィニシウス・ジュニオールがゴールを決めて同点に追いつくと、98分にベリンガムが物議を醸す幻の決勝点を決めた。

だが、ヒル・マンサーノ主審はベリンガムのシュートの直前にクロスが上がったかどうかのタイミングで試合終了のホイッスルを吹いたことで、レアル・マドリーのゴールは無効に。この判定に抗議したベリンガムは、同主審に侮辱の言葉を口にしたとしてレッドカードが提示された。

主審の試合後の報告書によると、ベリンガムは「攻撃的な態度」を見せ、「これはゴールだ」と何度も叫んだとされている。スペインサッカー連盟の規律委員会は2日、ベリンガムに対し、「レフェリーに対する無礼な態度や配慮の欠如」を理由に、同連盟の規定では最低限とされる2試合の出場停止処分を下し、クラブには700ユーロ(約11万円)、選手には600ユーロ(約9万円)の罰金を科すことを発表した。

レアル・マドリー側は、規律委員会に対してベリンガムは攻撃的な態度を示していなかったと主張し、同選手はレフェリーに一度しか話しかけておらず、その言葉が攻撃的、侮辱的なものであったことを否定していたが、ベリンガムの行為に関する主審の解釈を受け入れることで今回の決断が決まったようだ。

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