レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、アメリカ遠征でシステム変更を考慮していることを明かした。
今夏の移籍市場でジュード・ベリンガムやホセル、ブライム・ディアスらを加えた一方で、カリム・ベンゼマやマルコ・アセンシオ、エデン・アザールが退団したレアル・マドリー。来季の構成には注目が集まっているが、新たなシステムを試すことになるようだ。
今月下旬に行われるアメリカツアーを前に記者会見に臨んだアンチェロッティ監督は、システム変更について問われると、「監督を始めたときは明確な考えを持っていたが、自分の選手たちに適応できていなかった」と主張。続けて、「パルマでは(ロベルト・)バッジョがプレーメーカーとしてのプレーを望んだが、私はシステムを変えなかった。彼は他のチームに行ったが、私は間違っていた」と過去を振り返りつつ、今後を見据えて自身の見解を口にした。
「今年は違うシステムでプレーするかもしれない。今までのシステムはとても成功しているが、新しいスタイルを試すこともできる。ツアーで試すつもりだ。いい機会だからね」
選手たちが心地よさを感じるようなシステムにしたいと明かしたアンチェロッティ監督。新たな選手を加えた今季、レアル・マドリーはどんなシステムで戦うことになるのだろうか。


