オサスナは、木曜日の試合でバルセロナのDFイニゴ・マルティネスが不適切に出場したとしてスペインサッカー連盟に上訴したようだ。『BBC』が伝えた。
オサスナは27日、延期となっていたラ・リーガ第27節でバルセロナと対戦。敵地での勝利を目指したが、フェラン・トーレスのゴールを皮切りに3失点を喫し、0-3で敗戦となった。
ただ、ここで問題視されているのがバルセロナのマルティネスの出場に関してだ。マルティネスは直近のインターナショナルマッチウィークで、膝の怪我を理由にスペイン代表に合流しなかった。FIFAの規則では代表チームに招集されながらも合流しなかった選手は、スペインサッカー連盟の許可がない限り、5日以内にクラブ戦に出場することを禁じている。
そんな中、インターナショナルマッチウィークが終わった翌日に行われたリーグ戦にマルティネスがフル出場したため、オサスナは今回の声明を出している。
「オサスナは、スペイン代表チームを医療上の理由で欠場したイニゴ・マルティネスが、FIFAの規則に従えば昨日の試合に出場する資格がなかったと考えている。この状況を踏まえ、我がナバラ州のクラブは、自クラブの権利、競技の公平性、および全参加者の平等を守るため、不正出場に関する上訴を行うことを決定した」



