スペイン2部リーグのレアル・オビエドは16日、元スペイン代表MFサンティ・カソルラの加入を発表した。
カソルラは、1984年生まれの38歳。レアル・オビエドのユースで成長を遂げたMFは、母国スペインのビジャレアル、レクレアティーボ・デ・ウエルバ、マラガなどのチームでプレーした後、2012年にイングランドのアーセナルへ移籍。2018年に退団すると、ビジャレアルを経て、昨季まではカタールのアル・サッドでプレーを続けていた。
そんなカソルラが次なるクラブとして選んだのが、少年時代から長く下部組織でプレーしてきたレアル・オビエド。クラブの声明によれば、スペイン2部リーグが定めるプロとしての最低年俸を受け取り、1年間のフリー契約を交わした模様。また、シャツの売り上げの10%をチームへの投資に充てるという条件付きで、すべての肖像権を心のクラブに譲渡することが決まった。
世界で最もテクニックのあるMFの一人とも言われるカソルラは、下部組織時代を過ごした現在2部に所属するレアル・オビエドに移籍することで、クラブのトップリーグ復帰に貢献したいと考えているようだ。
