バルセロナのチャビ監督は、クラブで活躍する16歳の神童ラミン・ヤマルをリオネル・メッシと比較しているようだ。
現在16歳のヤマルは、2012年に6歳でバルセロナのカンテラであるラ・マシアへ加入。入団後すぐにその才能が注目され、昨年にはチャビ監督が15歳のヤマルをトップチームの練習に参加させたことでも話題になった。
迎えた今年の4月にはクラブ史上最年少記録となる15歳9ヶ月16日でトップチームデビュー。今季に入ると、リーグ戦ではここまで7試合すべてに出場し、3つのアシストを記録している。それどころかスペインのA代表選手としてもプレーし、得点を記録するまでに至った。
アルゼンチンの象徴であるメッシがかつてそうであったように、すでにさまざまな記録を更新しているヤマル。将来有望なアタッカーに対し、チャビ監督はメッシに匹敵する力を持っていると考えているようで、ボールを持って走るときのヤマルの能力についてこう語った。
「彼は1対1の場面で能力を発揮するから、彼を探さなければならない。(ウスマン)デンベレやメッシのように、彼にボールを送らなければならないんだ。我々はその力を最大限に活用し、このタイプの選手を後押ししなければならない」
一方で、チャビ監督はヤマルの扱い方について、メッシが決して無理をしないようにマネジメントしていた前任者を見習いたいと付け加えた。
「(フランク)ライカールトとレオ(メッシ)のマネジメントはいい例だ。最初の頃はケガもあった。ラミンには用心しなければならない。彼は私たちを助けてくれるだろうからね」
今季、ヤマルはどんな記録をラ・リーガで打ち立てるだろうか。


