Xavi(C)GettyImages

首位と7ポイント差のバルセロナ、チャビ監督に辞任の意思はなし「まだ素晴らしいシーズンを送れる」

バルセロナのチャビ監督は、最近なかなか結果が思うように出ていない状況ながらも指揮官を辞任するつもりはないようだ。『ESPN』が伝えた。

バルセロナは週末のリーグ戦で上位争いをしているジローナに敗れると、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節アントワープ戦でも2-3で敗戦。直近9試合で4敗を喫していることやリーグ戦で首位のジローナとの勝ち点差が「7」も付いていることから、チャビ監督へのプレッシャーがより大きくなっている。

ただ、チャビ監督は記者会見で「最近の成績とパフォーマンスを見て、バルセロナの監督としての任期が終わったかどうかを考えたか」という質問に対し、「いや、それはない」と返答。その上で「シーズンの終わりに、自分がどこにいて、何を勝ち取ったかを見るものだ」と語り、自身が指揮官を辞任するつもりはないという思いを口にした。

「私はポジティブな人間だ。まだ素晴らしいシーズンを送れる。すべてまだ可能性がある。今こそ団結の時であり、このプロジェクトと選手たちをこれまで以上に信じなければならない。(スポーツ・ディレクターの)デコ、(会長の)ジョアン・ラポルタ、(副会長の)ラファ・ユステとの結束がある。私たちは偉大なバルサを作るための道半ばにいる。最初の衝突で、みんな船から降りたがるのには驚かされる。私たちは皆、団結しなければならない。(バルセロナの)メディアはそうではない」

「厳しい局面での結束の欠如には驚かされる。物事がうまくいかないとき、ここではいつも警鐘が鳴る。私たちは学ばない。昨年10月も同じで、いいシーズンだった。私には理解できない。負けたときのことは理解している。CLで敗退していたら……。昨シーズンの雑音は理解できたが、今は違う。(CLの)次のラウンドへの出場権を得た。我々はリーグのタイトルレースにも参加している。もちろん、自己批判はしなければならないが、我々はレースに参加しているんだよ」

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