バルセロナのチャビ・エルナンデス監督は、クラブと1年間の契約延長に合意したようだ。『ESPN』が伝えた。
現在43歳のチャビ監督は、現役引退後にカタールのアル・サッドで監督としてのキャリアをスタートさせた後、2021年末にロナルド・クーマンの後任としてバルセロナの監督に就任。就任初年度は苦しんでいたチームを9位から2位へと順位を押し上げ、チャンピオンズリーグ（CL）の出場権を獲得すると、昨季は2位に勝点10差をつけてクラブを2019年以来となるリーグ優勝に導いた。
今季は移籍市場で経験豊富な選手を獲得。クラブの育てた若手選手に重要な役割を担わせながら、経験豊富な選手たちと融合させることで新たなチーム作りを進めている。リーグ戦では開幕から5試合で4勝1分けと好スタートを切り、先日のCLグループリーグ第1節ロイヤル・アントワープ戦でも5-0の大勝を飾るなど、ここまでは見事な采配と言っていいだろう。
そんな指揮官は現在の契約期間が来年の夏に満了を迎える予定だったが、彼は常に新しい契約について合意に達することに「問題はない」と主張してきており、今回、1年の契約延長で合意したようだ。また新契約にはさらに1年のオプションも含まれていると伝えた。
早ければ今週中にも正式発表があると報じている。
