バルセロナは、他クラブとの獲得レースに勝利してアスレチコ・パラナエンセのヴィトール・ロッキの獲得に近づいているようだ。『Relevo』が伝えた。
ロッキはアメリカ・ミネイロのアカデミーに10歳の頃から所属していたが、2019年にクルゼイロのユースに移籍。2021年にトップチームに加入すると、17歳ながら7試合で6得点を決める時期を作るなど、さっそく素晴らしい活躍を披露した。
その翌年には、クルゼイロのライバルクラブであるアトレチコ・パラナエンセに移籍。アトレチコ・パラナエンセの最年少リーグ得点記録を塗り替えると、コパ・リベルタドーレスではパラグアイのクラブ・リベルタを相手に同じくクラブ最年少得点記録を更新する活躍を披露した。
そんな「ニュー・ロナウド」と称されるロッキには、バルセロナの他にチェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)などが獲得に興味を示し、熾烈な獲得レースを繰り広げられていた。
ただ今回、『Relevo』によると、バルセロナとアスレチコ・パラナエンセは3500万ユーロ(約54億円)に追加条項を設定した形でロッキの獲得に合意したと報道。バルセロナは選手に契約書を送り、近々正式に契約が成立することを望んでいるようだ。
もともとロッキは2024年夏にチームに加える予定だったようだが、年俸の制限が許せば、すぐにでも加える可能性を検討していると伝えている。




