バルセロナのOBであるジェラール・ピケ氏は、現在進行中の財政問題についてクラブの理事会を非難した。
今夏のバルセロナは時代の変化を決定づける時期を過ごしている。これまで長らくチームを支えていたジョルディ・アルバとセルヒオ・ブスケッツがクラブでの輝かしいキャリアを終え、ピケ氏は昨年の11月に現役引退を決断。2021年8月に任命された4人の「キャプテン」のうち、唯一残ったのはセルジ・ロベルトだけとなった。
ただ、彼らがクラブから離れたことで賃金の引き下げに成功したにもかかわらず、バルサの財政問題は依然として残っており、最近報道されているメッシが提案したバルセロナへの帰還は難しい状況となっている。(※メッシはインテル・マイアミの移籍が決定)
ピケ氏は『the After Kings League talk show』の取材に対し、「バルセロナに賃金面での余白を与えたのだから、出て行ってよかったと思っている」と語りつつ、変化のない財政問題について自身の見解を口にした。
「しかし、それにもかかわらず、まだ財政的な問題があるようだ。今、誰が去るべきなんだろうね。彼らは我々(ピケ、アルバ、ブスケッツ)の給料は自分たちで負担すると言っていた。今、僕たちはみんな出て行ったのに、彼らは選手と契約できないんだ」
ピケ、アルバ、ブスケッツがいなくなったにもかかわらず、さらなる選手の放出が報道されており、バルセロナの財政問題はかなり難しい状況に陥っているようだ。


