Joan-Garcia(C)GettyImages

バルセロナで評価を高めるジョアン・ガルシア。次の目標はスペイン代表入りか「代表監督の目に留まらないはずがない」

バルセロナのジョアン・ガルシアが、自身の次の目標はスペイン代表に入ることのようだ。『マルカ』が伝えた。

今季、バルセロナの守護神となったジョアン・ガルシアは、週末に行われたアラベス戦で再び卓越したパフォーマンスを披露し、勝利の立役者となった。この試合で、24歳の守護神は反射神経、機敏性、足元の技術、そして冷静さによってチームに安心感を与え続けたが、最もハイライトとなったのは23分の場面だ。

1-1の前半、相手のジョニーが至近距離からゴール上部へ放ったシュートに対し、ジョアン・ガルシアは身体を大きく横に伸ばし、驚異的な反応でボールを弾き出した。このセーブが試合の流れを変えたことを、相手チームも認めている。アラベスのエドゥアルド・コウデ監督は試合後、「1-2から2-1になる場面は試合の重要な瞬間だったが、彼は信じられない手を出し、その直後の攻撃で我々がゴールを決められた」とコメント。「バルサは世界最高の選手たちを擁するチームで、その中には非常に困難な状況で介入しなければならなかった素晴らしいゴールキーパーがいる」と、その実力を称賛した。

『マルカ』によると、「この素晴らしいパフォーマンスは、ジョアン・ガルシアのスペイン代表招集論をさらに加速させている」とし、「すべての年代別代表でプレー経験がある彼だが、現在A代表のGKにはウナイ・シモン、ダビド・ラジャ、アレックス・レミロらが名を連ねており、競争は激しい。しかし、今シーズンバルサで出場した10試合でわずか9失点、4試合で無失点という彼の安定感は、代表監督の目にも留まらないはずがない」と称賛の言葉を並べている。

ハンジ・フリック監督はアラベス戦後の記者会見で、「彼が代表に行くかどうかは私の決定ではない。新しい選手を連れて行くのは常に簡単ではないが、彼は将来を担う選手の一人だ」とコメント。今後、ジョアン・ガルシアがスペイン代表に招集されるかに大きな注目が集まっている。

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