バルセロナMFガビは、レアル・マドリーがMFジュード・ベリンガムを獲得したことに厳しい反応を示し、リーグタイトルを保持するために「死に物狂いで」戦うと宣言した。『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
今季、バルセロナはクラブに復帰したチャビ監督の下、2位のレアル・マドリーに勝ち点差「10」をつけてラ・リーガ優勝を達成。クラブ史上27回目、チャビ監督体制では初のリーグ制覇を飾っている。
一方でリーグ戦では2位、チャンピオンズリーグでも準決勝敗退となったレアル・マドリーは、今夏の移籍市場で1億ユーロ以上を投じてすでにベリンガムを獲得。さらにスペイン人ストライカーのホセルも再加入が濃厚となっており、その他パリ・サンジェルマンFWキリアン・エンバペの獲得も噂されており、大型補強の可能性が伝えられてきた。
しかし、ライバルの補強にガビは興味がないようだ。『ムンド・デポルティーボ』の取材に対し、18歳MFは「バルセロナは今、経済的に最高の状態ではないけど、アカデミーから多くの強い若者が出てきて、素晴らしいチームになっている」と語り、自分たちがライバルを恐れることは何もないと反論した。
「レアル・マドリーが誰と契約しようが、僕は絶対に気にしない。僕らには僕らの選手がいるし、常に(勝つために)死に物狂いでいくよ」
補強資金の違いはあろうとも、死に物狂いで戦って勝利を目指すと語ったガビ。来季の両チームの争いは、どういった形となるのだろうか。


