バルセロナのハンジ・フリック監督が、守護神にヴォイチェフ・シュチェスニーを選んだ理由を説明した。『ESPN』が伝えた。
現在34歳のシュチェスニーは、正守護神のマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンがシーズン絶望の怪我を負ったことで、10月にフリーエージェントでバルセロナへ加入。引退を撤回し、契約を結んだ。
シュチェスニーは1月のコパ・デル・レイでデビューを果たして以降、直近7試合中5試合で先発出場を果たすことに。フリック監督は記者会見で、最近アカデミー出身のイニャキ・ペーニャではなくシュチェスニーを選択するようになったことについて「非常に難しい決断だった」と見解を示した。
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「GKという特別なポジションのナンバーワンを決めることは、私の中で最も難しい決断の一つだったと言える。シュチェスニーの良い面を話すと、それがイニャキの弱点として報道されかねず、そうなることは望まない。このポジションの決定を下すのが私の仕事だ。シュチェスニーは経験豊富な選手であり、素晴らしい人格の持ち主でもあるんだ」
「二人とも素晴らしいGKだが、現時点ではシュチェスニーを選んだ。それだけのことだ。以前イニャキも良い仕事をしたが、チームのことを考えて今はこのような決断をした」
バルセロナは29日、チャンピオンズリーググループステージ最終戦でアトランタと対戦するが、この試合ではどちらのGKが選ばれるだろうか。