バルセロナ（ラ・リーガ）のスポーツディレクターを務めるデコ氏は、今夏にレンタル移籍で獲得したジョアン・フェリックスとジョアン・カンセロに対し、バルセロナへの完全移籍を促しているようだ。
バルセロナは現在、新しい選手に対して有利な契約を提示できるほどの財政状況にはないが、今夏の移籍市場最終日にJ・フェリックスとカンセロを1年間のレンタル移籍で獲得することに成功した。デコ氏はバルセロナの公式プレゼンテーションで、J・フェリックスとカンセロについて質問されて言及。買取オプションはないものの、バルセロナに残ることを希望しているようだ。
「彼らはギリギリに到着したが、チームに大きく貢献できる選手だ。彼らはここで能力を発揮しなければならないが、バルセロナには選手を鼓舞する力がある。我々は彼らに対して多くのことを期待しているが、彼らがどのように貢献するか、進歩していくかはシーズンを通してわかるだろう。そして彼らに買取オプションはない。単純な1年間のレンタル移籍だ。しかし、もし彼らがうまくいけば、バルセロナでの残留を目指すだろう」
また、記者団はデコ氏に対してレンタル移籍を完了させるために彼らに減給させたのかを質問。デコ氏は「みんなバルセロナに来るために努力してきたんだ。しかし、選手たちの契約については言及できない。ラ・リーガは様々なことを課しているんだ」と語り、言及を避けている。果たして、シーズンが終わった後、二人はどんな道を選ぶのだろうか。