レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、タイトルレースに対して「もう失敗は許されない段階にきている」と明かした。『ESPN』が伝えた。
現在、レアル・マドリーは、第24節を終えた時点で首位に立つバルセロナと3ポイント差。2位のアトレティコ・マドリーを含め、激しい優勝争いを繰り広げている。
ミッドウィークにチャンピオンズリーグのプレーオフでマンチェスター・シティを下したレアル・マドリーだが、今月のラ・リーガではいまだ勝利なし。現状を打破することが求められている。
「シーズンの重要な時期の試合だ」と土曜日の記者会見で述べたアンチェロッティ監督は、今後の戦いを見据えて自身の見解を示した。
「シティ戦では良いプレーができた。それを繰り返さなければならない。もう（シーズンで）失敗は許されない段階に来ている。（ここ数試合は）少し不運が重なった。この3試合、エスパニョール戦はそれほどでもなかったが、アトレティコ戦では良く、10人になったオサスナ戦ではさらに良かった。継続していくしかない。良いプレーをして良い姿勢で臨めば、結果はついてくる」
また、アンチェロッティ監督は、「スペイン以上に競争の激しいリーグを見つけるのは難しい。イタリアでは（上位で）競っているチームは多くないし、イングランドにはリヴァプールがいる。ここでは非常に高いレベルの3チームが1ポイント差で競っている。最終節まで決着がつかないリーグになるだろう」とタイトルレースがシーズン終了まで続くと予想。ここからの試合でどれだけ勝ち点を積めるかがポイントになると述べている。