チャンピオンズリーグ(CL)でラツィオに劇的逆転負けを喫したセルティック。スコットランド『The Herald』は、チームを批判しつつ古橋亨梧を評価している。
今季もチャンピオンズリーグ(CL)に挑戦するセルティック。グループリーグ開幕節ではフェイエノールトに0-2と敗れていた中、第2節ではホームでのラツィオ戦に挑んだ。開始12分で古橋亨梧が先制点をマークしたものの、前半のうちに追いつかれると、後半アディショナルタイムに痛恨の逆転弾を許し、1-2で敗れている。
『The Herald』は「キョウゴは輝いたが、セルティックはトップレベルではおなじみの失策」とし、「飲み込むのがかなり難しい錠剤だ。古橋亨梧が先制点を奪い、特に後半は相手を圧倒したが、過去10年間でこのレベルにおいて何度も犠牲を払うことになった緩慢な瞬間をまたも悔やむこととなった」と、チームがCLの舞台で同じような敗戦を喫していると指摘している。
一方で「ポジティブな点もあった」とし、「絶対的なストライカーがCLでついに初ゴールを奪ったこと以上に重要なことはない」と古橋のゴールを称賛。これまで惜しいシュートが何度もあったことを紹介しつつ、以下のように続けた。
「おそらく、今季も国内では定期的にゴールを奪うことになるだろう。彼がチャンスを逃すことは殆どない。しかし欧州最高の舞台では、先発6試合に途中出場1試合も、ゴールはなかった。それは自信の問題だったのだろうか? それともチームを心から信じきれていなかったからだろうか? たとえそうだったとしても、このラツィオ戦のゴールでそう信じられるはずだ」
「そして、ゴールまでの流れも素晴らしかった。ファンが慣れ親しんでいるように、最後の仕上げをするのはこのストライカー。今回の場合は、見事に構築されたムーブの中で最高の成果を上げている」
嬉しいCL初ゴールを奪い、今季5ゴール目を奪った古橋。CLの次戦は25日、ホームでアトレティコ・マドリーと対戦するが、強豪相手にも得点を奪えるだろうか。




