2020-12-28-kubo(C)Getty Images

スペイン紙、久保建英の来季レアル復帰を示唆…「今季EU圏外枠ではなかったら残っていた。来季は空きが出る」

スペインのスポーツ紙『マルカ』は、レアル・マドリーMF久保建英がレンタル先をビジャレアルからヘタフェに変えた経緯を説明している。

昨夏にビジャレアルに加入しながらも出場機会が限定され、この冬にヘタフェに加わることになった久保。マドリーは久保と定期的にコンタクトを取っているようだが、ビジャレアル加入の初期段階から選手側がビジャレアルで良い感触をつかんでいないことを把握していたようだ。そしてマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が今季、数年ぶりにビジャレアルとのアウェー戦に赴いたのは、久保から直接的に意見を聞くためだたったという。

久保がビジャレアルで厳しい状況に陥っていることを悟ったマドリーは、すぐさま同クラブとの契約解消に動いたとのこと。そして『マルカ』はマドリーが素早い動きを見せた理由について、久保に大きな期待をかけているためと説明する。マドリーは日本人MFが、クラブの将来のプロジェクトにおける中軸になると考えており、昨季マジョルカで見せたような活躍を継続することを望んでいた模様だ。

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『マルカ』曰くマドリーは今季、もしEU圏外枠が埋まっていなければ、久保を自チームに残していたという。久保に対する信頼は「際限がない」ほどであり、その成長を止めさせないため、また出場時間の確保や責任を背負わせるためにヘタフェへと貸し出したとのことだ。同紙はさらに、マドリーが自チームのEU圏外枠を占めるDFエデル・ミリトン、FWロドリゴ、FWヴィニシウス・ジュニオールのいずれか一選手を、来夏に放出することを予測(特にミリトンの可能性が高い模様)。久保が来季マドリーに復帰することも示唆している。

なお昨夏とこの冬に久保についての交渉を行ったレアル・マドリーとビジャレアルの関係は、悪化するどころかより良好なものとなり、ビジャレアルのスペイン代表DFパウ・トーレスの移籍などについても話し合っているようだ。

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