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kroos real madrid(C)Getty Images

芸術アシストのクロースだが…「パスは特別でもなんでもない。ヴィニシウスが特別だった」

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レアル・マドリーMFトニ・クロースは、先制点を決めたヴィニシウス・ジュニオールを絶賛している。

30日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグで、バイエルン・ミュンヘンと対戦したレアル・マドリー。24分にクロースの見事なアシストからヴィニシウスが先制点を奪ったが、後半立ち上がりに立て続けに2失点を喫する苦しい展開に。それでも83分、獲得したPKをヴィニシウスが沈め、2-2のドローで試合を終えた。

敵地でのファーストレグを引き分けたレアル・マドリー。この試合で75分までプレーしたクロースだが、先制アシストとなった芸術的なパスをはじめ、そのパフォーマンスが現地で絶賛を集めた。スペイン『as』などは最高評価となる「3」をつけていたが、試合後のインタビューでアシストについて問われ、以下のように答えている。

「ヴィニのおかげだよ。彼はその動きでいつもパスを送るチャンスをくれるんだ。僕がわかっている通り、いつもスペースに入ってくれる。彼がギャップを広げたんだ。パスがスペシャルだったんじゃなくて、あの動きがスペシャルだった。彼がうまくやったね。それがクオリティだ。あのエリアで彼を止めるのは難しいよ」

また、今季限りで満了する契約について「更新は決まった?」との問に「まだだ」としつつ、「今日のような試合の後では続けたいと思わない?」と聞かれると、「将来のことについては考えないよ」と話している。

なお、「世界で最も決定力が高いのはヴィニシウス?」との質問には、「わからないね。これは毎週変わる。素晴らしい選手がたくさんいるんだ。ヴィニもその1人。だけど、僕らにはたくさんいる。数週間前はジュード(ベリンガム)だったが、今はヴィニだ」とチームメイトへの信頼を強調した。

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