韓国代表FWがサウジアラビア代表戦を振り返っている。
現地時間30日、AFCアジアカップ カタール2023ではラウンド16が開催され、韓国とサウジアラビアと韓国が対戦した。
マンチーニ監督率いるサウジアラビアとの一戦を迎えた韓国。無得点のまま迎えた後半開始からわずか30秒、ラディフにゴールを許してサウジアラビアが先制する展開に。このまま終了かと思われた90+9分にチョ・ギュソンの値千金のゴールで韓国が土壇場で同点。延長戦で決着は付かずにPK戦へともつれ込み、韓国が4-2でPK戦を制している。
劇的展開となった死闘に対して韓国『スポーツソウル』は「極度の不振に陥り非難の声に悩まされていたチョ・ギュソンが"贖罪砲"を放ち、世論を一挙に覆した」と同点弾を決めたストライカーを称賛。
試合後の取材に応じた同選手は「勝って気分はいい。ただ、もっとチャンスを生かすことができた。PKまで行かなくてもよかった試合だったのに、とても残念だ」と話し「正直、嬉しいというよりは、これまでの悔しさが大きかったと思う。 だから、あまり喜べなかった」と同点ゴールの時の心境を語っている。
韓国は2月2日に準々決勝でオーストラリアと対戦。中2日となる一戦にチョ・ギュソンは「回復が第一だ。オーストラリアは身長が大きい。一生懸命ぶつかっていかなければならない」と意気込んだ。

