Asnawi-Mangkualam(C)K League

韓国Kリーグ、東南アジア選手の新時代到来へ…開拓者となるMFマングクアラムとは?

Kリーグ2の安山グリナースに所属するインドネシア代表の21歳MFアスナウィ・マングクアラムが韓国で注目を集めている。

Kリーグ2で苦しんでいた安山グリナースがマングクアラムと今季に契約した際、その活躍を期待した人はほとんどいなかった。だが、マングクアラムはこれから韓国で大きな成功を収めることを予感させている。

マングクアラムが安山グリナースに加入する以前から、何人かの東南アジア出身選手がKリーグクラブでプレーしてきた。ベトナム代表のルアン・スアン・チュオンは過去に仁川ユナイテッドや江原FCに在籍。同じくベトナム代表のグエン・コン・フオンも仁川ユナイテッドでのプレー経験がある。

だが彼らは、Kリーグで目立った活躍を見せることができなかった。その最大の理由は、比較的サイズが小さいプレーヤーだったため、Kリーグのフィジカルに適応しきれなかったことだ。

マングクアラムに関しては、スタートこそ苦戦したものの、成功を予感させている。新型コロナウイルス対策の隔離措置のために序盤はチーム内で出遅れたものの、4月に初出場するとそこからポジションを確保した。

Asnawi-Mangkualam(C)K League

Kリーグ2の第8節では、その節のベストイレブンに選出された。彼は4月24日の大田ハナシチズン戦で初アシストを記録し、1-0の勝利に貢献。試合後、マングクアラムは「僕を応援するためにスタジアムに来てくれたファンやインドネシアの人たちに誇りに思ってもらえるように頑張りたかった」と感謝の意を示し、その人柄をうかがわせた。

マングクアラムが素晴らしいパフォーマンスを披露していることは、安山グリナースだけでなくKリーグ全体にとっても喜ばしいことだ。

安山グリナースの公式インスタグラムのフォロワー数は、マングクアラムの加入前で約1000人。しかしマングクアラムが加入してから3カ月経った現在では、その数が6万人を超えている。これはKリーグ全クラブの中でも最高の数字なのだ。

さらに、Kリーグ公式YouTubeチャンネルでもマングクアラムの動画が大きな再生回数を記録。彼のハイライトクリップは192万回再生を記録し、これまでのKリーグ公式YouTubeチャンネルでリリースされた動画コンテンツの中で最多の視聴回数となった。また、インドネシア最大のスポーツ放映チャンネルもKリーグの放映権を取得した。

Asnawi-Mangkualam(C)K League

Kリーグは2020年から「東南アジアクォーター制」を導入。外国人選手枠とは別に東南アジア選手を保有できるこの制度。東南アジア市場を見据えて導入されたものの、多くのクラブは活用せず。しかし、マングクアラムの活躍によって、各クラブはこの制度に対する捉え方を変化させようとしている。

Kリーグの数クラブが既に新たな東南アジア選手引き入れを見据えており、マングクアラムはまさに、Kリーグの東南アジア選手の新時代を開拓しようとしているのだ。

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