アトレティコ・マドリー主将のMFコケが、チームメートのFWアントワーヌ・グリーズマンがバロンドールで上位に位置していない理由について、自身の見解を述べている。
グリーズマンは昨季ラ・リーガで15得点16アシストを記録し、なおかつフランス代表のワールドカップ決勝進出に貢献。その攻守にわたって絶大な影響力を誇るパフォーマンスも絶賛されたが、昨季のバロンドールの投票では21位と振るわなかった。
アトレティコでグリーズマンと強固な信頼関係を築くコケは、フランス人FWがバロンドールで上位に位置していない、もっと言えば受賞まで至らない理由をアトレティコでプレーしているためと説明。所属クラブによって、贔屓が生まれていることを指摘している。
「グリーズマンはもっと上位にいないのは、アトレティでプレーしているから。すべてはマーケティングなんだよ」
「彼はフランス代表として2回もワールドカップ決勝に到達し、その内一回は優勝してもう一回は準優勝だった。EUROだってほぼ勝ち取ったも同然だったし、昨季ラ・リーガでも最高の選手と言える活躍を見せ、今季もその勢いを継続している」
「もし彼がほかのクラブでプレーしていたら、その賞で認められていたはずなんだ」


